こんにちは。三度の飯より”お豆腐と酒が大好き”
西澤眞咲です。

 

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上越から十日町にやってきてもう一週間がたちますが、本当にいい町だなあと思います。

空気も水も澄んできれいだから、食べ物がなんでもおいしい!

 

「十日町は織物があったから、昔から京都などからたくさん人が来て、その人たちを満足させるために、飲食店や食べ物のレベルは高くなければいけなかったらしいですよ。」

 

と、ある居酒屋のマスターさんにお聞きしました。本当のところはわからないけど、なんか納得。だって本当においしいんだもの。

こんなに食べ物のおいしい十日町だもの、豆腐がまずいはずがない!と、おもうのです!!

 

ところでみなさん、ちょっとした田舎の住宅地で、見かけたことはありませんか。

さりげなく、窓に書かれた”豆腐屋”という文字や看板。

通りすがりにふと目について、「あ、ここ豆腐屋さんだったんだ。」みたいな。

そんなさりげなく存在する、まちの小さなお豆腐屋さん。そんなところにふれられたら、

そのまちともっと仲良くなれるような気がしませんか?

 

というわけで、十日町の「小さなお豆腐屋さん」に照準を絞り、豆腐屋めぐりの旅に出ることにしました!

まずは、滞在先のシェアハウスの住人さんたちから、一つのおとうふ屋情報を入手。

なれない原付にまたがり、方向音痴なのにマップも見られない状況で、人の話だけを頼りに進みます

道が狭くなり、ちょっと不安になってきたとき、見えてきました、お豆腐屋さんの看板!十日町中学校の目の前です。

 

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迎え入れてくれたのは、笑顔の素敵な60代くらいの男性。こちらの店主さんでした。

桑源とうふ店は、昭和52年から38年も続くお豆腐屋さん。現在の店主が開業し、家族経営で続けているのだそうです。38年間、十日町の変化を見つめてきました。

お店に買いに来るのは、近所の人がほとんど。あとは、Aコープなどのスーパーに卸すのがメインなのだそうです。

特別に、お豆腐作りの作業場に入れていただきました!

入ってすぐに、大量の大豆が!

 

 

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実はこの日はお休みだったという桑源さん。作業場もお休みモードです。

 

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今年の冬ころから、お店の前の道が広がる工事がされるため、今のお店は場所を下げて立て直せなくてはいけないのだそうです。レトロな桑源とうふ店を見ることができるのも、あと少しなのですね。

「今は、商売する人は誰も大変ですからね。」やさしくて、少し寂しそうな笑顔が印象的でした。

そんな桑源さんに、十日町のほかのお豆腐屋さんについて聞いてみると、もう市内には4,5軒しかない、とのこと。そのうち家族で小さく経営しているのはあと二つ。

その二つのお豆腐屋さんへのルートを、詳しく教えてくださいました。

お休みだったなんて気づかなかったくらい、嫌な顔一つせず出てきてくださった桑源のお父さん。本当にありがとうございました!

というわけで次のお豆腐屋さんへ向かいます!

次はしんざ駅のあたりの「庭貞豆腐店」さん。

あ、ここだ!と思ったら…残念!今日はお休みでした…。

もう一軒、下条の「田中屋食品」さんもこの日はお休みでした。残念、この日の旅はここまでです。

なんなんだ、このRPGな豆腐屋巡り!!

次回、豆腐屋めぐりの旅・二日目と、お豆腐食べ比べの模様をお届けします!お楽しみに!

 

十日町・小さなお豆腐屋さんめぐりの記録!②

こんにちは!お豆腐大好き西澤です。

今回は、豆腐やめぐりの旅・続編をお届けいたします。

前日にお店の前まで行ったのに、残念ながらお休みだった「庭貞豆腐店」さんと「田中屋食品」さん。今日はどちらもやってるといいな!

まずは田中屋食品さんへ。

作業中らしい50代くらいの男性からお豆腐を売っていただきました。

とっても忙しそうでお話を聞くことはできませんでした…。

田中屋さん、お忙しいのにありがとうございました!美味しくいただきます。

さて、気を取り直して最後の一つ、庭貞豆腐店さんに向かいます。

昨日の今日でも日に迷いそうになるくらい、さりげないいでたちの庭貞豆腐店さん。

やっとたどり着いて、中に入ると、5、60代くらいのお母さんが迎えてくださいました。

庭貞豆腐店は、おじいちゃんからお父さんへと70年近く続いているそうです。今は、ご夫婦で経営されていて、売り先はおもにJA。あとは昔ながらのお客さんが直接買いに来ることもあるそうです。

お豆腐半丁(125円)と、お母さんおすすめの生揚げ(170円)を購入。

生揚げは、手に取っただけでふんわりやわらかくて、とっても美味しそう!

大量生産せず、その日売る分を、毎日丁寧に作っているのが庭貞さんのこだわりです。

でも、70年続いたお店の跡を継いでくれる人はおらず、売り上げも、大手の安い豆腐が出てきてからから苦しくなってきているとのこと。

「今年いっぱいで閉めてしまおうかな、とも話しているんです、二人でお店をやりながら生活していくのは苦しくなってきたからねえ。」と、おかあさん。

急な訪問だったにもかかわらず、暖かく対応してくださったおかあさん。なんだかうれしいようなさみしいような気持ちになりながら、お店を後にしたのでした。

庭貞さん、ありがとうございました!

さて、おうちに帰って、さっそくみんなで食べ比べをしてみました!

 

左から、スーパーで買ったお豆腐(群馬県産)、桑源さんのソフト豆腐、庭貞さんのソフト豆腐、田中屋さんの木綿豆腐です。

群馬からやってきたというスーパーのお豆腐は、口に入れた瞬間から、すごく豆の主張のあるお味でした。

桑源さんは、癖のない味で、舌触りがつるっと滑らか。

庭貞さんは、豆の味や触感のバランスが良く、食べやすい。

田中屋さんは、表面は木綿らしくしまっているのに、中はムースのようになめらかで、濃厚な豆の味が後を引きます。

大好きなお豆腐だけど、こんなに味や触感に個性があるなんて、知らなかったです。

十日町のお豆腐は、豆の味がやさしいのかも。

大量生産の安い製品に勝てなくて、やめていってしまう小さなお店は、どんな業界にも多くあることでしょう。でも、大量生産の機械を使っても、小さなお店と全く同じ味のお豆腐は作れません。

今回の旅でわかりました。ちょっと高いのには、わけがあります。

同じような形でスーパーに並んでいても、作られ方は違うんです。

ひとつひとつ、こだわりをもって、丁寧に作っているひとがいます。

それも、このまちのどこかに、さりげなくいます。

今後みなさんが、お買い物をして商品を選ぶときに、この記事をおもいだしていただけたら、幸いです!

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西澤眞咲

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